Home news&trend 技術の交代をドミノで経験、エンジニアは常に新しいことに向かうべき

技術の交代をドミノで経験、エンジニアは常に新しいことに向かうべき

by kusui

米川 真紀 氏

JBCC株式会社
セキュリティサービス事業部
セキュリティ技術本部
セキュリティ技術開発

 

「セキュ女WG」や「CTF for Girls」に参加するたびに
セキュリティの面白さ、難しさ、奥深さを実感

 2013年入社の米川真紀氏は、入社後1年間の新人研修を経て、ドミノとグループウェアのデリバリ担当となった。

 「大学では物理の専攻だったので、ITは未知の世界。ドミノの技術については、先輩の仕事のやり方を見ながら実践で覚えていきました。毎日新しいことばかりで、刺激的な毎日でした」

 そして4年間担当した後、セキュリティの部署へと異動になった。その頃を振り返って米川氏は、次のように話す。

 「ドミノに実装されている技術はどれも素晴らしく、ソフトウェアの面白さや奥深さを教えてくれる製品でした。しかし、だからと言って、市場に受け入れられ普及していくとは限りません。ドミノの仕事が徐々に減っていくなかで、かつて一世を風靡した製品が新しい製品・技術に取って代わられていくという技術の大きな変わり目を、デリバリ担当という現場で経験できたのではないか、と今は考えています。それと同時に、エンジニアとして常に新しいことに向かっていかなければならない、という危機感のようなものを私に植え付けたとも感じています」

 セキュリティ部門へ異動後は、ドミノの経験を活かしてメールやモバイルなどの新たなセキュリティ製品の発掘・技術開発に従事した後、2019年4月からはセキュリティサービスの開発を担当している。

 最初のテーマは、CSIRTの創設・運用に関する支援サービスの開発。

 「入社してから技術中心の仕事だったので、CSIRTのような組織・体制の作り方や運営に関する仕事は初めてでした。まずは全容を掴みたいと考え、他社のCSIRTサービスの調査から始め、知見を蓄えながらお客様に提案・支援を進めているところです」

 そうした活動のなかで、日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)の「セキュ女WG」と「CTF for Girls」というコミュニティに出会い、参加を決めた。「セキュ女」はセキュリティ女子の略、「CTF」はセキュリティ技術のコンテストである「Capture The Flag」の頭文字を並べたもの。

 「どちらもセキュリティに関心をもつ女性を対象とした勉強と交流のための会で、ユーザー企業のセキュリティ担当者や、ベンダーサイドでセキュリティサービスを提供する人などいろいろな人が参加しています。参加するたびに刺激を受け、セキュリティの面白さや難しさ、奥深さを実感しています」

 米川氏が今、切実に身につけたいと思っているのは「発信力」だ。「仕事をするなかで得た知見を社内のエンジニアに還元するため」とも、「外部のコミュニティの人たちとより深く交わり、自分の知っていることを提供し、さまざまなことを吸収するため」とも語る。

 就職先を選ぶときに「長く勤められる会社」を第一の条件とした。長いライフステージのなかで、出産をしたり大病を患ったりしても気持ちよく復職でき、やりたいと思う仕事に打ち込んでキャリアを積んでいける会社だ。今はその道を着実に進んでいると感じている。

 「自分のタイプからすると、1つの技術に邁進するよりも、セキュリティの技術を幅広く吸収して、それを活かす仕事の方が向いていると感じています。まずはセキュリティ全般についての知識と技術の習得のため、4月の情報処理安全確保支援士試験に合格することを目指しています」

 

[IS magazine No.26(2020年1月)掲載]

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