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ベル・データ、IBM i 資産と多様なデータを繋ぐ「生成AI連携サービス for i」を大規模アップデート ~CData Connect AI、QNAPストレージと連携し、社内外のデータソースを活用

ベル・データは9月29日、2024年9月から提供している「生成AI連携サービス for i」の大幅な機能アップデートを発表した。

同アップデートではUI/UXの改善に加え、生成AIと外部ツールの連携を標準化するMCP(Model Context Protocol)に新たに対応した。

さらに、CData Connect AIやQNAPストレージといったパートナー企業のソリューションと連携した新オプションの提供を開始する。これにより、ユーザーがIBM iの基幹システム資産の活用を中心に、さまざまなデータソースに対して生成AIをセキュアに活用できる環境の提供が可能となり、企業の業務効率化やデータ資産の有効活用を促進する。

アップデート概要と狙い

「生成AI連携サービス for i 」は、IBM i とMicrosoftの生成AI環境(Azure OpenAI Service)を連携し、運用担当者向けの技術支援機能や、データ抽出および生成機能など、企業の技術継承に伴う後継者問題を解決するために設計されたサービスである。

2024年に提供を開始して以来、データベース上のデータに対する問い合わせやSQLの生成、プログラムソースコード(RPG、COBOL)に対する検索・解説・ドキュメント作成支援といった機能を、複数の企業が活用している。

一方、企業が業務で利用するデータは、基幹システムのみならず、SaaSやクラウドデータベース、社内ストレージなど、さまざまな環境に分散している。

生成AI活用が広がる中、ベル・データでは、IBM i を中心とした生成AI活用からさらに領域を広げ、企業内に分散する複数のデータソースを同一のプラットフォームから横断的に活用できる環境を目指し、今回のアップデートを実施した。

今回のアップデートでは、UI/UXの改善や新機能の追加により操作性の向上と活用シーンの拡大を図るとともに、外部サービス連携を容易にするMCPに対応し、「CData Connect AI」およびQNAPストレージとの新たな連携オプションを追加した。

標準機能拡張と新オプション活用メリット

❶ 標準機能拡張:組織でのAI活用からAIエージェント構築まで
従来からサービスの特徴としてチャット履歴の共有機能などを有していたが、UI/UXの改善によって承認フロー、権限管理が強化され、よりグループ間での共有利用がしやすくなった。

また、チャット上でドキュメントのアップロード/ダウンロードが可能になり、ドキュメントに対しての自動処理の実行やIBM i内のデータ、社内ドキュメント、インターネット上の情報を横断的に連携させたAIエージェントを構築できるようになった。

❷ CData Connect AI 連携:あらゆるクラウドデータへセキュアにAI活用
CData社の展開する「CData Connect AI」は、kintone、Salesforce、Dynamics 365など350種類以上のエンタープライズシステムへリアルタイムに接続できるマネージドMCPプラットフォームである。「生成AI連携サービス for i 」と組み合わせることで、SaaSやクラウドデータベースなどさまざまなデータソースへ既存のガバナンスを維持したまま接続できる。

「生成AI連携サービス for i 」のチャット画面から、IBM iのデータだけでなく、各種クラウドサービスのデータを横断的に活用したAI回答を得ることが可能になる。

❸ QNAPストレージ 連携:社内ドキュメントを、安全・高速にAI検索
QNAPストレージのAI搭載検索エンジン(Qsirch)と連携することで、社内共有ストレージ上に保管された文書データ(PDF、Word、Excelなど)を外部に持ち出すことなく、自然言語のクエリをもとに複数の文書から関連ファイルとその該当箇所を高精度に検索・特定できる。

検索・特定した情報は、「生成AI連携サービス for i」でAI回答に活用できる。 

 

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