Home RPA-チャットボット CloudAIチャットボットサービス ~多様なAI機能と外部サービス連携により、B2B・B2Cの幅広いチャットボット・ニーズに対応|JBCC  

CloudAIチャットボットサービス ~多様なAI機能と外部サービス連携により、B2B・B2Cの幅広いチャットボット・ニーズに対応|JBCC  

by kusui

 

AIサービスの基本方針は
ハブ&プラットフォーム

 JBCCでは2017年7月に同社初のAIサービスとなる「CloudAIチャットボット」の提供を開始したが、そのAIサービスの基本方針として「ハブ&プラットフォーム」を掲げている。

「ここ数年、さまざまな分野でAIサービスが多数登場し、AI・人工知能が非常に身近になりました。しかしAIはサービスを比較・検討し導入することも必要ですが、本質的には企業の成長を支援する“手段・基盤”と考えるべきで、その要件として、企業で日々利用している多様なサービス/システムと接続可能な機能をもつことが不可欠です。当社では、この考えに基づいてCloudAIチャットボットを整備・拡張し、あらゆるサービスの“ハブ&プラットフォーム”として提供していく方針です」と、説明するのはソリューション事業 クラウド&ビジネス・ソリューション事業部の岡元信弘氏(先進ソリューション推進部 部長)である。

 CloudAIチャットボットの特長は、音声系・自然言語系のAI機能を標準で備え、さらにオンプレミスの基幹システムや外部の有力なクラウドサービスとの接続ソリューションを豊富にそろえていることである。

 AIエンジンとしては、IBM Watson以外にGoogle、Microsoft Azure、AWSに対応し、目的によって使い分ける。たとえば、Watsonは自然言語処理・SNS解析・機械学習などに、Googleは機械学習・音声認識/翻訳・画像解析、Microsoft Azureは画像解析・ニュース検索、AWSはIoTやO2Oなどに適用する考えだ。

 また、チャットボットを活用するうえで重要なユーザーインターフェースもさまざま選択可能で、現在のLINE WORKS、Skype、Web UIに加えて、Googleハングアウト(2018年5月)やSlack(2018年6月)にも対応する予定。

 さらにAPI公開されている外部サービスとの連携も可能で、対応済みの外部サービスには、box、Google Suite、Office 365、kintoneがあり、今年6月にSalesForce、10月にはコラボレーションサービスのCisco Sparkに対応予定という(図表1)

 

 外部サービスの利用例としては、SalesforceやDynamics CRMと連携したCRM/SFA連携や、外部ニュースサイトと連動した企業・業界ニュース検索、オンプレミスの基幹システム(IBM i/Oracleなど)と連携して、自然語による検索で個別企業の契約情報や業績・トピックス、ニュースなどを一括して表示するサービスなどがある。

 岡元氏は、「CloudAIチャットボットは、多様な機能を標準およびオプションでそろえているので、それらの組み合わせだけで、企業が求める大半のチャットボットサービスを提供できます。カバレッジとソリューションの幅広さも、大きな特長の1つです」と話す。

 

フル機能の「CloudAI」と
事前データ不要の「CloudAIライト」 

 CloudAIチャットボットには、フル機能の「CloudAI」と、対象の業務サービスをグーグルのG Suite(メール、ドキュメント、ドライブ、カレンダー)に限定した「CloudAIライト」の2種類がある。

 CloudAIライトは、G Suiteのユーザーであれば事前データは不要で、すぐに利用できる。たとえば、AIが上司や同僚の来週の空き時間を調整して会議を登録したり(図表2)、Googleドライブ内の文書をあいまいな言葉で検索し参照することが可能だ。基本料金は月額5万円で、これにID数に応じた料金がかかる。CloudAIライトの1アカウントは月額200円、LINE WORKSは月額300円~。今後の予定として、ソリューション事業クラウド &ビジネス・ソリューション事業部の山口智弘氏(先進ソリューション推進部 GL)は「4月中にOffice 365とkintoneにも対応します」と語る。

 

[図表2]CloudAIライトの利用例(スケジュール調整)

 

 

 フル機能のCloudAIは、標準機能やオプションの組み合わせによって、目的に応じたチャットボット・システムを構築できる。JBCCでは、次のような実装例を挙げている。

●総合スーパー(GMS)のお総菜調理場における「業務マニュアル検索システム」

 大量かつ膨大なページ数の調理マニュアルから、音声でレシピを検索・参照。

●製造業における「営業問い合わせシステム」

 社内の基幹データベース(IBM i)、ファイルサーバー、外部サービスのbox、Salesforceを連携させ、顧客からの注文や要望を自然言語によるチャットで確認し、即座に対応できるようにした。

●生命保険会社の訪問履歴の「音声入力システム」

 お客様への訪問記録である営業日報を、外出先でも音声入力ですぐに登録できるようにし、帰社後のまとめ入力よりも登録率の向上と時間短縮を図れるようにした。

 CloudAIの利用料は、100アカウントおよび保守サポート込みで月額50万円。FAQセットの作成と2カ月間の利用料(保守サポート込み)をパッケージした「トライアル」(100万円)も用意されている。

「チャットボットはB2BからB2Cまでさまざまな用途に適用でき、業務の効率化や品質向上、スピードアップを可能にします。そのハブ&プラットフォームの期待にお応えできるよう、CloudAIの拡張・整備を進めていく考えです」と、岡元氏は語る。

[IS magazine No.19(2018年4月)掲載]

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