IBMは7月24日、データベース権限チェックに脆弱性があり特権昇格の恐れがある、と発表した。
影響を受けるOSバージョンは、
IBM i 7.6
IBM i 7.5
IBM i 7.4
IBM i 7.3
IBM i 7.2
以下の脆弱性が指摘されている。
CVE-2025-33109
IBM iには、無効なデータベース権限チェックによる特権昇格の脆弱性がある。攻撃者は必要なすべての権限を持たずにデータベースのプロシージャや関数を実行できる可能性があり、一部のデータベース操作に対してDoS(サービス拒否)攻撃を引き起こすこともある。
CVSS基本スコア: 7.5(深刻度レベル:高)
対処法
以下のPTFを適用することにより修正できる。
Security Bulletin: IBM i is vulnerable to a privilege escalation due to an invalid database authority check [CVE-2025-33109].
https://www.ibm.com/support/pages/node/7240410
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