Home RPA-チャットボット AutoMate|80種の機能の組み合わせにより、煩雑な業務も容易に自動化 ~三和コムテック

AutoMate|80種の機能の組み合わせにより、煩雑な業務も容易に自動化 ~三和コムテック

by kusui

 

RPAの適用領域を
大きく広げるツール

AutoMateは、ITオートメーションの大手メーカーである米HelpSystems社のRPAツールで、マルチプラットフォームを対象とする運用監視ツールから発展してきた製品である。

一方、国内代理店の三和コムテックは、IBM iのHA・DRツール分野で長年トップクラスのシェアを維持するベンダーで、近年はWebセキュリティやモダナイゼーション分野への取り組みで広く知られる。

AutoMateの取り扱いについては、「メッセージ監視ツールのVisual Message Centerなど複数のHelpSystems製品を販売中で、同社の技術力/サポート力を高く評価しているのと、それに加えて、AutoMateのRPA製品としての質の高さと機能の豊富さが、当社が考えるRPAソリューションに合致していたからです」と説明するのは、執行役員の東條聡氏である。

「市場に登場しているRPA製品のなかには、MS OfficeやWebブラウザだけを対象にしていたり、マウス/キーボード操作の定義で自動化を実現するツールがありますが、AutoMateはOfficeツールやWebブラウザにとどまらず、約80種の自動化機能の組み合わせにより、多様なシステムの自動処理を実現します。RPAの領域を大きく広げるRPAツールが、AutoMateです」(東條氏)

図表1が、東條氏の言うAutoMateの自動化対象範囲である。WindowsやLinux、Mac上で稼働するシステムだけでなく、VMwareやHyper-Vなどの仮想化環境、AWS・Azureなどのクラウド環境、さらに多種類のエミュレータなどにも対応している。

 

【図表1】AutoMate Enterprise Serverの業務自動化範囲

クラウド&サーバー事業部の中嶋謙治氏(技術グループ 担当課長)は、「約80種の自動化機能は部品化され、ドラッグ&ドロップで相互に連携可能なので、ステップの多い煩雑な作業も容易に自動化できます」と言い、同社が実践した保守見積書作成・送信作業の自動化を紹介する。

同社では毎月、保守契約の期限が該当月である顧客名・該当項目などをExcelから抽出し、Webブラウザで該当項目の見積書を検索・表示させてコピーを作成、そのコピーした見積書上の保守期限を書き替えて登録し、さらに、そのページをPDF出力してメール添付で顧客に送信する、という作業を手作業で行ってきた。

この業務でAutoMateの対象となるのは、「Excelからの該当項目の抽出」の前段の「月が変わると自動でExcelを起動する」から「PDFをメール添付で顧客へ送信する」までのすべての業務である。

「従来は1件あたりの処理に約5分かかり、毎月80件ほど1人が1日をかけて作業していましたが、AutoMateによる自動化で毎月400分の手作業から解放されました」(中嶋氏)

 

スモールスタートが可能な
製品体系と価格

同社ではAutoMateの特長として、次の4項目を挙げる。

 

・多種類のトリガー機能を含む、多様な自動化機能

・GUIベースの簡単なタスク定義

・スモールスタートが可能な製品体系と低価格

・システム運用にも利用可能な、適用範囲の幅広さ

 

AutoMateは、デスクトップ版(AutoMate)とサーバー版(AutoMate Enterprise Server)の2種類があり、デスクトップ版ではPC内で完結する作業の自動化を実現する「Pro」と、IBMi、VMWareおよびActive Directoryなどの外部システムとのAPI連携による自動化機能も提供する「Premium」の2製品が用意されている。Premiumでは、ランタイムの配布が可能である。またサーバー版は、複数の開発環境で作成した自動化タスクを管理サーバーで一元管理を行うことや、エージェントにより複数のPC・サーバー環境における自動化操作がサポートされるなど、多様な機能を備える。

タスクの作成は「AutoMate Task Builder」で行う。起動して初期画面を開くと、左列にさまざまな自動化機能を並べた「アクション・パネル」があり、そのうちの1つをドラッグ&ドロップで中央の「ステップ・パネル」に移すと、すぐに「プロパティ」画面がポップアップされ、その項目に必要事項を選択または記入するだけで1つのタスクが作成できる。アクションのドラッグ&ドロップとそのプロパティの設定の繰り返しで、一連の作業の自動化が可能だ(図表2)。

 

【図表2】ドラッグ&ドロップで開発できるタスク作成画面

また、作成したタスクは、ステップ・パネルのほかに、「Workflow Designer」(図表3)のビジュアルなワークフロー図を使って組み合わせや連携ができる。

 

【図表3】ビジュアルで高機能な開発が行えるWorkflow Designer

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●価格(保守料を含まない)

・AutoMate Pro:42万9000円
・AutoMate Premium:107万2000円
・AutoMate Enterprise Server:183万1000円

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東條 聡氏

三和コムテック株式会社
執行役員

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中嶋 謙治氏

三和コムテック株式会社
クラウド&サーバー事業部
技術グループ
担当課長

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IS magazine No.18(2018年1月)掲載

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