マネーフォワードは9月18日、クラウド型の債務管理（支払管理）サービス「マネーフォワード クラウド債務支払」において、同製品としては初めてとなるAIエージェント適用のサービス「AI請求書ダウンロード代行」の提供を開始する、と発表した。
このAIエージェントは、請求書受領メールを検知すると、AIがリンクやパスワードを検出して、各社の請求書ダウンロード・サイトを自律的に操作し、請求書の取り込みから支払い依頼の作成までを代行するというもの。これにより「請求書の受領、ダウンロード、支払依頼登録といった業務フローが自動化され、毎月の煩雑な作業から解放されるため、請求書受領業務を大幅に効率化できる」としている。
なお現時点での提供は一部のユーザーに限られ、今後提供範囲を拡大していく予定。
また今後、請求書データの自動解析や支払い申請の作成・承認などの機能を拡張していく計画という。
同社では「AI請求書ダウンロード代行」提供の背景として、最近の法改正などの影響による請求書業務の増加と煩雑化を挙げ、「ヒューマンエラーや支払い遅延などのリスク」が増大化し、「作業時間や労力は人件費やBPO利用料などのコスト増」も招いていると述べている。
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