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IBMがIBM i ポートフォリオの機能強化を発表 ~BRMSでGUIからの保存・復元操作、BRMS GUIバージョン管理機能、新しいコントロール・グループ属性管理機能

IBMは4月14日、IBM i ポートフォリオの一角である「IBM Backup、Recovery、and Media Services for i(BRMS、5770-BR2)」の機能強化を発表した。

ライブラリーおよびIFSレベルでGUIから保存および復元操作を実行できる機能、BRMS GUIバージョン管理機能、新しいコントロール・グループ属性管理機能などが導入されている。

また「IBM i Simple Mail Transfer Protocol」(SMTP)では、IBM i 7.4 以降において、Gmail(Google Workspace)およびOffice 365(Microsoft 365)プロバイダー向けのOAuth 2.0サポートを発表した。

IBM Backup、Recovery、and Media Services for i (BRMS)5770-BR2

BRMSは、製品の機能強化と新しいGUI機能を発表した。これにより、BRMS GUIを使用した保存および復元操作が可能になる。復元操作の粒度は、ライブラリーおよびIFSレベルとなる。オブジェクトレベルおよびファイルレベルの復元は、今後のロードマップに組み込まれている。

BRMS GUI バージョン管理 2026年リリースの概要

BRMSは、新しいBRMS GUIバージョン管理機能を導入した。ユーザーがBRMS GUIのバージョンをより明確に参照できるように、各バージョンの機能強化範囲を容易に把握可能にする。

BRMS GUIバージョン管理を提供するPTF(2026年3月17日提供開始)は以下の通り。

IBM i 7.4 SJ08458
IBM i 7.5 SJ08459
IBM i 7.6 SJ08460

BRMS GUI バージョン2026.1.0の新機能 

コントロール・グループ管理の機能強化

◎バックアップ・コントロール・グループの削除、実行、コピー(リモート・システムへのコピーを含む)
◎バックアップ・コントロール・グループ属性の編集
◎コントロール・グループ・エントリ内のバックアップ項目の追加または削除
◎コントロール・グループ内のバックアップ項目エントリに対して、オブジェクトの除外を追加または削除できる

バックアップ履歴管理による初期復元機能のサポート

◎ライブラリーの復元
◎リンク・オブジェクト(IFS)の復元
注: 追加のオブジェクトレベルの復元機能およびディレクトリとファイルの復元サポートは、ロードマップに組み込まれている

テーブルのエクスポート機能の強化

BRMSテーブル・ビューを以下の追加形式でエクスポートできる
―CSV
―HTML

OAuth 2.0に対するIBM i簡易メール転送プロトコル(SMTP)のサポート

OAuth(Open Authorization) は、ユーザー名やパスワードなどの認証情報ではなく、アクセストークンを使用するオープン標準のプロトコルである。アクセストークンは、別のサービス上のユーザーデータにアクセスするための、範囲限定かつ時間制限付きの権限を付与する。

現在、多くのプロバイダーがパスワードの代わりにOAuthトークンを要求しており、今後もその傾向が続く見込みである。

IBM i SMTPは、2026年6月19日までに、IBM i 7.4 以降でOAuth 2.0をサポートする予定である。

◎ドメイン全体の委任を伴うサービスアカウントとして実装
◎Gmail(Google Workspace)およびOffice 365(Microsoft 365)プロバイダーをサポート
◎「Change SMTP Attributes(CHGSMTPA)」および「Navigator for i」による設定
◎初期設定後のメール送信は従来通り

 

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