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Maxava HAが大規模ユーザーとエンタープライズワークロードに最適な5つの理由[PR]

text:アッシュ・ギディングス Maxava

 

IBM iのソフトウェアベースの論理レプリケーションは、コロケーションや最近ではクラウドといった環境の変化に迅速に対応できることから、長年にわたり高可用性と災害対策の主力となっています。

Maxavaの論理レプリケーション・ソリューションである「Maxava HA」は、リモートジャーナル機能を利用しています。これはオペレーティングシステムの機能の一部であり、最も効率のよい方法です。

以下に、Maxava HAが他のHAソリューションと比較して秀れているポイントをご紹介しましょう。

監査

Maxava HAは更新前後のデータを検証する機能を搭載しています。これはリモートジャーナルにより提供される機能で、監査という点では高い信頼性を備えます。

更新前のイメージは、更新されたレコードに対して更新前の状態を検証するために使用されます。

更新前のイメージとターゲットサーバー上にある更新対象ファイルとの間に差異が検出された場合は、ファイルの監査を要求し、発覚した不良レコードのみを修正する処置を自動的に開始します。

これによりMaxava HAは、より優れたリアルタイムなデータ整合性を保持します。つまり、本番機とバックアップ機の両方がリアルタイムで更新されるため、他のHAソリューションよりも同期を維持するのに必要なリソースが少なくて済みます。

Maxava HAは、更新ごとに継続的な監査チェックを実施し、可能な限り自己修復を実行し、さらに調査が必要な場合は「要処理」などのフラグを立てます。

処理に必要なCPUの負担(本番機)

論理レプリケーション・ソリューションの中には、高可用性プラットフォームとして、IBM i 監査ジャーナル(QAUDJRN)に完全に依存している場合があります。しかしMaxavaは、それとは異なるテクノロジーを採用しています。

QAUDJRNの主な使用目的はあくまで監査であり、高可用性のために使用すると、本番機サーバーのリソースに好ましくない影響を与える可能性があります。

たとえばシステムで高い使用率が継続する環境では、監査ジャーナルがボトルネックとなり、ターゲットマシンに適用される前に、処理および送信されるトランザクションが遅延する可能性があり、潜在的なリスクとなります。

しかしMaxava HAでは、ソースサーバー上でQAUDJRNを読み取るようなジョブは一切必要ありません。

Maxavaの革新的なコマンドインターセプトの手法は、高可用性を維持するために必要なリソースの多くをソースサーバーから削除し、処理の大部分をターゲットで実行し、実行中の本番環境へ負荷を掛けないように設計されています。

これはアクティビティが発生した順序(時系列)で、リモートジャーナルを経由してバックアップ機へ送られます。つまりターゲットシステムでは、送られてきたアクティビティを処理するだけでよく、並び替えは必要ありません。

Maxava HAは、稼動に必要な容量が小さく、かつ効率的になるよう設計されており、トランザクション量が最も多く、最も要求の厳しい環境に適しています。

この効率的な仕組みは、ダイナミックレプリケーションを実行するために必要なIBMコマンドコピーを含む、MAXSYSと呼ばれるMaxavaシステムライブラリーによって実現しました。MAXSYSライブラリーは、QSYSLIBL(システムライブラリリスト)でQSYS上に配置されます。

コピーされた各コマンドのCPP(コマンド処理プログラム)はMAXSYS内にコピーされ、QSYSコマンドが実行される時点で、Maxava HAの機能に関わるかどうかをMAXSYS構成時に設定された出口点で確認&実行します。

このMaxava HAの動作はアプリケーションに影響せず、QSYSコマンドは通常どおりに実行されます。

そのためオブジェクトとデータの活動状況がモニタリングされ、レプリケーションに必要な情報をバックアップ機へ遅延なく送信します。

この効率的な仕組みにより、Maxava HAでは監査や修正が不要になり、その結果としてソースシステムへの負担が削減されます。

価格と柔軟性

現在、HA業界で最も注目されている価格オプションはサブスクリプション型です。Maxavaはそのパイオニアとして、すでに数年にわたってサブスクリプションを提供してきました。

サブスクリプション型の価格設定によって、従来の資産計上モデルから、月間または年間の運用費へと切り替えられます。サブスクリプションの価格設定は、お客様の要望に沿って柔軟な対応が可能です。

また従来のようなライセンス導入を望まれるお客様へは、永続的ライセンスと保守のオプションをご用意しています。

クラウド対応 

Maxavaは、自社のPower Cloudを運用するマネージドサービスプロバイダーと、SkytapやIBM Power Virtual Serverなどのパブリッククラウドプロバイダーの双方と長年にわたり協業しています。

MaxavaのMigrate Liveサービスは、IBM i 環境をアップグレードしたり、オンプレミスまたはクラウドのいずれかで新システムに移行する場合、ダウンタイムなしでデータの整合性を確保します。

Maxavaのレプリケーションテクノロジーは、データをリアルタイムで同期させながら、新しいシステムにデータをコピーする迅速で信頼性の高い手法です。

クラウドは、オンプレミスやコロケーション型のHA環境から移行し、ハードウェアやソフトウェアの保守料を支払わずに、利用料金型による価格設定で利用したいお客様に人気です。

Maxava HAは、高速で信頼性の高いリアルタイムなIBM iレプリケーションをクラウド環境へもご提供します。地域間、またはクラウドプロバイダー間で制限なく稼動します。

サポート 

Maxavaは、北米・ヨーロッパ・アジア太平洋地域、および日本の各拠点に経験豊富なスタッフを配置し、24時間365日体制のカスタマーサービス&サポートを提供しています。

Maxavaはお客様の問題やお問い合わせに迅速に対応し、ファーストクラスのローカルサポートを提供しています。

 

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著者|アッシュ・ギディングス(Ash Giddings) 氏
Maxava
プロダクトマネージャー

 

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