02 日本IBM/IBMサイト

日米のIBM iページと構成の
それぞれの特徴

IBM iの基本情報を得ようとしたら、まずメーカーであるIBMのサイトにアクセスするだろう。

今、日本IBMのトップページからナビゲーションに従ってIBM iのトップページにたどり着いたとする。2017年11月初旬のページは次のように構成されている(図表1)

 

図表1 画像をクリックすると拡大します】

 

開いた[IBM iとは]のページに、[製品&サービス一覧]の検索窓と、動画「Mr.Iの冒険」と「IBM i World 2017」の資料ダウンロードの案内があり、その下に[新着情報][On-Demandセミナー][IBM i関連情報]が並んでいる(図表2)。そして2つのタブがあり、1つは[ソリューション]というベンダーの製品・サービスの案内、もう1つは[リモート開発・運用サービス]というベンダーの紹介ページである。

 

図表2 画像をクリックすると拡大します】

 

次に、米IBMのIBM iページを開いてみよう。米IBMのIBM iページは、次のような構成になっている(図表3)

 

図表3 画像をクリックすると拡大します】

 

開いた[Overview]に、最新ニュース「IBM i 7.3 TR3 and IBM i 7.2 TR7」のハイライト紹介と、IBM iのチーフ・アーキテクトであるスティーブ・ウィル氏ら3名のブログの案内(図表4)、その下に[IBM Fresh Faces at COMMON 2017]というトピックス記事と、IBM iのロードマップを紹介するページへのリンクがある。このほか、ページのトップに固定表示(タブ移動しても表示が消えない)されたブロックがあり、Quark+Lepton社の2つの調査レポートが掲示されている。

 

図表4 画像をクリックすると拡大します】

 

そしてタブを[IBM i Business Solutions]へ切り替えると、[ニュース][仮想化][セキュリティ][オープン・アプリケーション][ライセンス]と、[システム管理][プラットフォーム管理][ストレージ管理][ソフトウェア]の項目が並び、分野ごとに詳細な案内へと続く。

また、もう1つの[IBM i Resources]タブを開くと、[User groups for IBM i][Knowledge Center][Lab Services][Redbooks][IBM developerWorks]という情報ソースのワンポイント紹介があり、それぞれにリンクが張られている。

IBM iユーザーに対する
スタンスの違い

ページを開けば一目瞭然の構成を長々と紹介したのは、この日米のそれぞれのIBM iページの作り方に、日本IBMと米IBMの、IBM iユーザーに対するスタンスの違いが見て取れると思われるからだ。

それは、簡単に言えば、日本IBMは日本のIBM iユーザーをベンダーへの依存度が相対的に高いと考え、米IBMのほうは米国のIBM iユーザーを自社開発や自社運用中心と考えている、ということである。

それが日本IBMのページで、トップページの中心に「ベンダーの製品・サービス一覧」と「ベンダー紹介」を置く理由であり、現在のニーズに最も適しているということだろう。

これに対して米IBMのページでは、製品・サービスの紹介とともに、それによって何が実現されるのかのソリューションの説明へとストレートに進んでいる。

どちらも、個々の実情に即したページ構成である。ただし、日本のIBM iユーザーが日本IBMのIBM iページから製品・技術とそのソリューションに関する情報を得ようとすると、米IBMのページほどポータル的に事項が網羅されていないので、そのことを踏まえて探索する必要がある。

IBM i入門に格好の
安井賢克氏のセミナー・ビデオ

日本IBMのIBM iページでは、最近のイベントのセッション資料やセミナーの録画が多数掲示され、ダウンロードや視聴が可能である。

そのなかで、IBM iの基本を平易な語り口で明解に解説しているのが、「IBM i
のOn-Demandセミナー」に掲示されている安井賢克氏(システムテクノロジー エバンジェリスト)を講師とする4本のセミナー・ビデオである。「テクノロジーには理由がある IBM iアーキテクチャの優位性」「古いようで新しい、RPGの最新情報と将来」「既存アプリを利用してIBM iをモバイル化しよう!」「DBサーバーを見直そう まだWindowsサーバーを利用している方へ」という4本の動画で、IBM i技術の基本、言語、データベースを理解するのに格好のビデオである。

IBM iのソフトウェアと
ハードウェアの場所

日本IBM提供のIBM i関連のソフトウェア/ハードウェア製品を探すときは、ソフトウェアの場合は、いったん米IBMのIBM iページの[Software]にアクセスし、そこで製品名を確認して日本IBMサイトで検索し、当該ページをあたるほうが早い。

OS(IBM i)については、「IBM i技術情報ポータル」(=developerWorks日本語版 -IBM i)のトップページの[製品情報]で各バージョンの情報を確認できる。また、ハードウェア製品は、[IBM i Power Systems]ページ中の[IBM Power Systems サーバー製品一覧]にリストされている。

IBM i関連の
イベント・セミナー情報

IBM i関連のイベント・セミナーは、日本IBMのトップページ最下部の[フォーカス・トピックス]の[イベント/セミナー]で確認できる。しかし、日米IBMの全イベントが表示され埋もれてしまうこともあるので、日本IBMが毎月配信するメール・マガジン「IBM iニュース」や、[developerWorks日本語版 -IBM i]トップページの[イベント/セミナー]で確認するほうが確実である。

新製品やサービスの改訂は
製品発表レターで確認

IBM i関連の新製品やサービスの改訂などに関する情報は、日本IBMトップページの[日本IBMについて]配下にある[最新ニュース]→[製品発表レター]で確認できる。ニュースリリースの右横に小さく[製品発表レター]と
表示されている。

日本IBM/IBMのサイトは、IBM i情報の宝庫である。探索に慣れてコツをつかみ、縦横に利用することを期待したい。

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◎記事で紹介したサイト

日本IBM
IBM

 

【i Magazine編集部】