現在、ツールの検証中のため、今後も課題が増えていくと思われるが、現時点で目についた主な課題を挙げる。
シフト文字の表示
これはCode for IBM iのエディターの問題だが、RPG IIIのような固定フォーマットのソース・コードでシフト文字が表示されないと桁ずれが発生し、とても編集しにくい。早急な改善を望む。

ちなみに、同様にPC上でRPGソースをダウンロードして編集を行うRDiでは、この問題は発生しない。

入力プロンプト機能
これもCode for IBM iのエディターの問題だが、RPG Ⅲのような固定フォーマットのソース・コードの入力は、SEUにあったプロンプト機能がないと非常に困難である。こちらも早急な改善を望む。
ちなみに、こちらもRDiには実装されている。

ソース・ライブラリーが複数存在する場合の移行 (→★小見出し)
◎ソース・ライブラリーが複数存在する場合の移行
筆者の経験上、RPGのアプリケーションでは、ソース・ライブラリーが複数存在するケースが多い。このようなケースでも簡単にIBM iプロジェクトへ移行できるような機能の追加を望む。
<引用元・参考文献>
◎ibmi-talks/Modern Buildable Projects with IBM i Project Explorer and Bob
https://github.com/SanjulaGanepola/ibmi-talks/blob/main/Modern%20Buildable%20Projects%20with%20IBM%20i%20Project%20Explorer%20and%20Bob/Modern-Buildable-Projects-with-IBM-i-Project-Explorer-and-Bob.pdf
◎IBM i Project Explorer ドキュメント
https://ibm.github.io/vscode-ibmi-projectexplorer/#/
◎Better Object Builder for IBM i ドキュメント
https://ibm.github.io/ibmi-bob/#/
——————————
Better Object BuilderもしくはBobは、2025年10月にリリースされたIBM Project Bobとの混同・混乱を避けるため、2025年12月に「TOBi」(The Object Builder for IBM i)へと名称が変更されました。ただしここでの記事は従来どおり、Bobと明記していることをご了承ください。
著者
佐藤 尚氏
ソリューション・ラボ・ジャパン株式会社
第1サービス事業部 第3サービス部 第1グループ
AS/400ユーザーの情報システム部門を経て、2006年にソリューション・ラボ・横浜(現ソリューション・ラボ・ジャパン)に入社。主にIBM iを中心に他のプラットフォームとの連携を行うシステムの設計・開発を行う。近年はシステム開発の傍ら、IBM i技術者向け研修サービスの講師を担当している。
特集 IBM i Project ExplorerとBobを使用したRPG開発
<Part1> 今までのRPG開発の問題点 ~SEU/PDM、Code for IBM i、iプロジェクトそれぞれの課題
<Part2> Bobを利用したRPG開発 ~今までの課題をBobで解決する
<Part3> セットアップ方法 ~BobとIBM i Project Explorerのインストール
<Part4>IBM i Project Explorerを使用したローカル開発
① IBM iプロジェクトの作成
② QSYSソース・ライブラリーの移行
③ テキスト・ファイルに変換されたソース・メンバー
④ 自動的に追加された設定ファイル
⑤プロジェクトの設定変更
⑥ プロジェクトのデプロイ
⑦ プロジェクトのビルド
[i Magazine・IS magazine]







