ボット作成を簡素化した「AutoMate 11.6」~レコーダー機能を満を持して追加

AutoMate 11.6で新規搭載したレコーダー機能は、先行する他社のRPAツールのレコーディング機能とは異なる特徴を備えている。それは、他社のレコーディング機能が一連のデスクトップ操作を開始から終了まですべて自動記録する方式であるのに対して、AutoMateは1ステップごとに自動記録する方式であることだ。

一見、一連の操作をすべて自動記録するほうが効率的でスピーディに思えるが、実際はステップごとに動作を確認する必要があり修正も少なくないので、手動によるステップごとの組み立てのほうが「結果的に手戻りが少ない」と話すユーザーもいる。その点、AutoMateのレコーダー機能は、ステップごとに記録していくので全操作の一括自動記録より手間はかかるが、記録された各ステップの確実性は高い。

また、アクションの選択後、アクション内のアクティビティを指定する従来の開発方式と比べると、レコーダー機能によってアクティビティの指定が不要になるので、従来よりも開発生産性は格段に向上している。さらにレコーダーで生成したステップは、タスクビルダーを用いてループ処理などきめ細かい設定が可能である。

三和コムテックの中嶋謙治氏(クラウド&サーバー事業部 副部長)は、「AutoMate 11.6の“ステップアプローチ”と呼ぶレコーダー機能は、最終的な生産性を考慮して、満を持してリリースした機能」と話す。

AutoMate 11.6ではこのほか、次の機能が追加された。

・Webブラウザアクションで、タブを開く・閉じる・複製・切り替えなどのタブ操作が可能に。

・タスクの開発中に、2分ごとに自動保存するオプション機能を追加。

・画像アクションで、tifとjpegのファイル形式に対応。

・新しいアクション「ファイル システム – Base64エンコード」と「ファイル システム – Base64デコード」を追加。

・新しいアクション「XML – ノードの抽出」を追加。XMLノードの値を抽出しデータセットへ格納可能。

また、オプション機能として「Auto Mateコンプライアンス(反社チェック)オプション Powered by minuku」も追加された。取引先に反社企業がないかAutoMateにより定期的かつ自動でチェック可能な機能で、minukuの反社チェックデータベースは、官公庁・自治体・警察の公表情報のほか、1000以上のメディア・Webサイト情報を基にしたデータを有している。

図表 AutoMateのレコーダー機能

三和コムテック株式会社 https://automate.sct.co.jp/

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