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特集 IBM iの教育・研修サービス ~外部サービスを活用し、社内で人材を育成する

システム要員の不足に対応し
外部の研修サービスを利用するケースが増加

IBM iの世界では、人材不足が日々、深刻度を増している。

若手技術者にスキルを引き継ぐ世代交代はうまく進んでおらず、今後に向けてIBM iをどう継続していくか、頭を抱えるユーザーは少なくない。

こうした状況に直面して、ユーザー側では社内で人材を育成すべく、IBM iの教育・研修に力を入れる傾向が増えてきた。今まではEOL/400を引っ張り出し、社内での研修を進め、わからない点は先輩社員に尋ねつつ、OJTと称して現場に出る。現場で経験を重ねることで、開発者を鍛えていくわけだ。しかし人材不足が深刻化する昨今は、相応の予算をとり、外部の研修サービスを利用して人材を育成しようという気運が見られるようになった。

この動きに従って、IBM iを中心に開発・保守・運用などのビジネスを展開しているSIerやソフトウェア企業のなかには、教育・研修をメニュー化し、サービスの一環として提供する例が増えてきた。

教育・研修サービスの対象は、新入社員、他部門から異動した社員、中途入社の社員、ベテランではあるがリスキリングを求める社員など。IT知識もプログラミング経験もないスタッフもいれば、オープン系言語での開発経験はあるが、IBM iやRPGは初めてという技術者もいる。

イベントやWebサイトを通じて教育・研修サービスの存在を知り、新規ユーザーとして問い合わせてくるケースもあれば、開発・保守やソリューション導入などで付き合いの長いユーザーに対し、付加価値サービスとして提供するケースもある。

ベンダー各社は、自社の教育・研修サービスの強みとして、ユーザーの要望に応じてカリキュラム内容のカスタマイズが可能であること、講師がユーザー企業に足を運んでのオンサイト教育を実施すること、受講費用が1名単位ではなく、一定の人数まで定額であることなどを打ち出す。

そして教育・研修サービスを一種のドアノッキングツールと位置付け、可能であれば、研修終了後も困りごとの相談に乗り、アプリケーション保守や開発、DXなどの案件につなげたいとの思いが見え隠れする。

本特集では、そうした動きが見られる4社のベンダーを取材するとともに、この世界の老舗であり、研修専門企業であるアイ・ラーニングの現状を探った。

株式会社ソルパック
2024年春から「RPG研修サービス」を開始

株式会社福岡情報ビジネスセンター
FFRPGを前面に出した「FFRPGスキル研修サービス」を提供

ソリューション・ラボ・ジャパン株式会社
「Quick! Learning for RPG」で柔軟に内容をカスタマイズ

株式会社クレスコ・ジェイキューブ
2024年秋から「J CUBEアカデミー」を提供

株式会社アイ・ラーニング
IBM i研修の老舗、受講者数は増加傾向