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IBM Db2 Web Query for i、10月10日に「即日販売から撤退」、IBMが発表

IBMは10月10日、IBM Db2 Web Query for iの販売から即日撤退する、と発表した。ソフトウェア・メンテナンスおよび更新機能の注文も受け付けない、とした。代替製品の案内も行われていない。そのため、ユーザーの困惑・混乱が世界的に広がっているようだ。

IBM Db2 Web Query for iは、Query/400の後継として2007年にリリースされた製品。Information Builders社のデータ分析&BIツール「WebFocus」のOEM製品で、Information Buildersはその後、2021年1月にTIBCO Software社によって買収されている。

TIBCO Software社は企業向けのB2B、B2C用ソフトウェアを開発・販売するソフトウェア企業で、過去20年間に20社以上の企業向けソフトウェア企業を買収して急成長してきた。傘下にデータ分析・BIツールを手がける会社が複数あり、今回のIBM Db2 Web Query for iの突然の販売終了は、OEM提供するInformation Builders/TIBCO Softwareの戦略変更によるもの、との推測がある。

[i Magazine・IS magazine]

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