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アシスト、ETLツールの新版「Precisely Connect 9.13」でSnowflake・Databricks対応を追加 ~多様なデータソースに対応、インメモリ処理や独自アルゴリズムに特徴

アシストは3月24日、ETLツールの新バージョン「Precisely Connect 9.13」の提供開始を発表した。

Precisely Connect(旧Syncsort DMExpress)は、データの結合・ソート・マージ処理や、データウェアハウスやデータマートの構築時のデータ結合処理のためのツール。インメモリ処理や独自の処理アルゴリズムの採用により、システム資源を最大限に有効活用し、バッチ処理時間を短縮する特徴がある。

また、Db2 for iを含む多様なデータベースや半構造化データ(JSON、XML)、フラットファイル、ビッグデータ(Hadoop、Hive、Apache Sparkなど)、ストリーミング(Apache Kafka)、クラウドプラットフォーム(AWS、Azure、GCP)などさまざまなデータソースに対応しているのが特徴である。

今回の新バージョンでは、クラウドベースのデータプラットフォームであるSnowflakeや、データ分析基盤Databricksへの接続を追加した。そのほか、Amazon S3やAzureなどクラウド対応の強化とOracleなどへの出力機能の拡張、よりセキュアなファイル連携を行うためのSFTP(SSH File Transfer Protocol)なども発表されている。

同ツールの導入実績は、通信、金融、公共などを中心に410社以上。また、下記の領域に適用可能としている。

・データ統合処理(ETL処理)
・DBオフロード処理
・バッチ処理性能改善(高速化)
・レガシーマイグレーション
・データ移行
・ファイル連携処理

Precisely Connectのシンプルな構成
Precisely Connectのシンプルな構成

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